韓国観光公社東京支社×静岡県磐田市「インバウンド観光創出PoCプログラム」

【Creww Korea運営】韓国観光公社東京支社×静岡県磐田市「インバウンド観光創出PoCプログラム」が実証実験フェーズへ突入

Creww Koreaは、韓国観光公社 東京支社および静岡県磐田市(Iwata City)と連携し、韓国の先進的な観光・ヘルスケア・デジタル領域のスタートアップが日本の自治体の地域観光課題を解決する「インバウンド観光共同創出PoCプログラム」の運営を推進しております。
多くの革新的なスタートアップからのご応募をいただき、厳正な審査を経て採択企業が決定いたしました。現在はスタートアップの募集を終了し、磐田市および関係機関との協議、そして現地での実증実験(PoC)の実行フェーズへと本格的に移行しております。

本プログラムの背景と目的

日本の地方自治体において、訪日外国人観光客(インバウンド)の「都市部から地方への送客」や「単なる通過型から滞在・周遊型観光へのシフト」は急務の課題となっています。
静岡県西部に位置する磐田市は、ヤマ発動機や河合楽器製作所の拠点を擁する「ものづくりのまち」であり、Jリーグ・ラグビーなどの「スポーツのまち」、さらにはアニメの聖地や豊富な自然環境、特産品を有しています。一方で、これらの豊富な観光アセットを結びつけ、海外からの長期滞在や消費に繋げる仕組みの構築が求められていました。
こうした地域課題に対し、韓国観光公社 東京支社と磐田市が手を取り合い、韓国スタートアップの高度なデジタル技術や新しい旅行サービスノウハウを活用した実証実験を行うべく、本プログラムが立ち上がりました。
Creww Koreaは、日韓を繋ぐアクセラレーターとして、本プログラムの企画・募集・スタートアップ選定から、磐田市との連携協議、PoC実行支援に至るまで包括的な運営を担当しています。

実証実験(PoC)の3つの募集テーマ

本プログラムでは、磐田市の魅力を最大化するため、以下の3つのテーマで韓国スタートアップからの提案を募集・採択いたしました。
  1. 産業視察×滞在型インセンティブツアーの企画・実証
    • 海外企業・団体をターゲットに、世界的な製造業の拠点(工場・ミュージアム)や次世代産業(スマート農業等)の視察と、周辺での宿泊・体験観光を組み合わせた広域滞在ルートを構築。
  2. 韓国企業の福利厚生・ワーケーションと連動した滞在プログラム構築
    • 磐田市の豊富なスポーツ・アウトドア資源(キャンプ場、ゴルフ場等)を活用し、韓国企業の従業員向けに「リフレッシュと仕事」を両立する高付加価値なリトリート・ワーケーションモデルを検証。
  3. ニッチ・ターゲット層向けデジタルプロモーション&市内周遊促進
    • アニメ聖地、ゴルフ、キャンプなどの特定テーマに関心の高い韓国のコミュニティへダイレクトに情報を届け、宿泊者向けのリアルタイムな情報案内を通じて市内施設への周遊を促すデジタル施策を展開。

現在の進捗状況:協議およびPoC実行フェーズへ

現在、採択された韓国スタートアップと磐田市担当者、ならびに現地関係者(ホテル、アクティビティ施設、地域事業者など)との間で、実証実験の具体的な運用計画やデータ計測手法に関する協議・アレンジが活発に行われています。
今後、実際に韓国からのモニターツアー誘致やデジタルツールの導入・検証を行い、以下のような成果検証を進めてまいります。
  • 訪日観光客の滞在時間・観光消費額の向上データ収集
  • 現地事業者とのオペレーション連携の検証
  • 持続可能な地方誘客モデルの確立

Creww Koreaの役割と今後の展望

Creww Koreaは、日韓の言語・ビジネス習慣の壁を越え、自治体の課題感とスタートアップのソリューションが最大のシナジーを生むよう、プロジェクトマネジメント(PM)として強固に併走しています。
今回の磐田市での取り組みは、日本の地方自治体が抱える観光課題を韓国スタートアップのオープンイノベーションによって解決する「日韓クロスボーダーPoC」の先進的なモデルケースとなります。
今後も実証実験の様子や採択スタートアップの成果発表など、進捗を順次発信してまいります。Creww Koreaはこれからも、日韓両国のスタートアップエコシステムと地域の発展に寄与する共創プログラムを展開してまいります。